【2026年最新版】横須賀高等学校 完全ガイド|偏差値・進学実績・リアルな学校生活まで徹底解説

Last Updated on 2026年2月2日 by わかる先生

神奈川県立横須賀高等学校への進学を検討している中学生の皆さん、そして保護者の皆さま、こんにちは。横須賀高校は偏差値66の進学校として、神奈川県内でもトップクラスの実力を誇る公立高校です。

この記事では、学校説明会では聞けないリアルな情報を含め、偏差値・入試制度・進学実績・学費・学校生活まで、受験生と保護者が本当に知りたい情報を網羅的にお届けします。

記事を最後までお読みいただくことで、横須賀高校があなたに合った学校なのか、そして合格するために何をすべきかが明確になります。ぜひ参考にしてみてください。

横須賀高等学校の基本情報

まずは横須賀高等学校の基本的な情報を確認していきましょう。学校選びにおいて、立地やアクセス、教育理念などの基礎情報は非常に重要です。

これらの情報を把握することで、自分の生活スタイルに合った学校かどうかを判断できます。

学校概要と歴史

神奈川県立横須賀高等学校は、明治41年(1908年)に県立第四中学校として開校した、110年以上の歴史を持つ伝統校です。昭和23年(1948年)に現在の校名に改称され、昭和25年(1950年)に共学化されました。

衣笠城址に近い緑豊かな環境に位置し、生徒と教師の信頼関係に基づく自由な校風が受け継がれている点が大きな特徴です。また、文部科学省より「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定を受けており、科学技術分野での探究活動が盛んに行われています。

さらに、神奈川県の「学力向上進学重点校エントリー校」にも指定されており、進学指導に力を入れている学校として認識されています。卒業生には元内閣総理大臣の小泉純一郎氏や、ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏など、各界で活躍する著名人を多数輩出しています。

所在地とアクセス

項目詳細
住所〒238-0022 神奈川県横須賀市公郷町3-109
電話番号046-851-0120
最寄り駅①JR横須賀線「衣笠」駅より徒歩12分
最寄り駅②京浜急行線「横須賀中央」駅よりバス「佐野六丁目」下車、徒歩6分
最寄り駅③京浜急行線「北久里浜」駅より徒歩25分

最もアクセスしやすいのはJR横須賀線の衣笠駅です。駅から学校までは徒歩約12分と、通学しやすい距離にあります。横須賀市内や周辺地域から通う生徒が多く、京急線とJRの両方が利用できる点も便利です。

バスを利用する場合は、横須賀中央駅から「佐野六丁目」バス停まで行き、そこから徒歩6分という経路もあります。自宅の場所に応じて、最適な通学ルートを選択することができます。

教育理念と特色

横須賀高校の教育は「自主性を重んじる」という理念のもとで行われています。生徒一人ひとりが自ら考え、行動する力を育てることを重視しており、自由な校風の中で主体的な学習や活動が促されています。

特に注目すべきは、「Principia(プリンキピア)」と呼ばれる課題研究の時間です。1年生は全員が各研究機関を訪問して課題研究を行い、2年生からは研究機関での研究を続けるか、学校で個人研究を行うかを選択できます。この取り組みを通じて、科学的思考力や問題解決能力を養うことができます。

また、ICTの活用や国際交流にも力を入れており、伝統と革新を両立させながら生徒たちの成長を促進する教育環境が整っています。3年間クラス替えがないという独特のシステムも特徴的で、深い人間関係を築きながら学校生活を送ることができます。

偏差値と入試難易度

横須賀高校を目指す上で、まず気になるのが偏差値と入試難易度です。この章では、最新の偏差値データや合格に必要な学力レベル、倍率の推移などを詳しく解説していきます。

自分の現在の学力と照らし合わせながら、合格に向けた目標を明確にしていきましょう。

最新の偏差値データ

横須賀高等学校の2025年度の偏差値は66です(みんなの高校情報より)。他の模試データでは偏差値68とする機関もあり、いずれにしても神奈川県内でトップクラスの進学校であることがわかります。

全国的にも高レベルな高校として位置づけられており、神奈川県内の公立高校では上位10位以内に入る実力校です。横浜翠嵐高校(偏差値74)、湘南高校(偏差値73)、柏陽高校(偏差値71)などのトップ校には及びませんが、それに次ぐレベルの進学校として評価されています。

受験を考えている場合は、5教科の偏差値を70以上まで引き上げることを目標にしましょう。特に、英語と数学の学力を高めることが重要です。また、内申点も合格に大きく影響するため、日頃の定期テストや授業態度にも十分注意を払う必要があります。

神奈川県内での位置づけ

学校名偏差値タイプ
横浜翠嵐高校74公立
湘南高校73公立
柏陽高校71公立
横浜緑ケ丘高校70公立
厚木高校69公立
川和高校68公立
横須賀高校66公立
平塚江南高校65公立
鎌倉高校65公立

このように、横須賀高校は神奈川県の公立高校の中で第7位前後に位置する進学校です。横須賀・三浦地区では間違いなくトップの高校であり、地域の優秀な中学生が集まる学校となっています。

同じレベル帯の高校としては、平塚江南高校や鎌倉高校などが挙げられます。これらの学校と併願を検討する受験生も多く、立地や校風によって最終的な選択をするケースが一般的です。

入試倍率の推移

過去数年間の入試倍率を見てみましょう。

  • 2024年度:1.43倍(募集定員280人、最終志願者数400人)
  • 2023年度:1.18倍(前年度比で上昇)
  • 全体傾向:おおむね1.2~1.4倍前後で推移

倍率だけを見ると「約7割が合格できる」という計算になりますが、注意すべきは受験者のレベルが非常に高いという点です。横須賀高校を受験する生徒は、すでに中学校で上位の成績を修めている生徒ばかりなので、油断は禁物です。

2024年度は前年度よりも倍率が上がっており、人気の高まりがうかがえます。安全圏で合格するためには、確実に高得点を取れる実力を身につけておく必要があります。

入試制度と合格対策

横須賀高校の入試について、選考方法や合格に必要な点数、教科別の対策まで詳しく解説していきます。入試制度を正しく理解し、効率的な受験対策を行うことが合格への近道です。

特に神奈川県の公立高校入試は独自のシステムを持っているため、しっかりと把握しておきましょう。

選考方法と配点

横須賀高校の入試選考は「一次選考」と「二次選考」の2段階で行われます。

【一次選考】

項目配点比率
内申点3
学力検査7
特色検査1

横須賀高校は「3:7:1型」の選考を採用しています。これは、学力検査の比重が非常に高いことを意味します。内申点も重要ですが、当日の試験でしっかりと点数を取ることが何よりも大切です。

特色検査も実施されており、こちらは思考力や問題解決能力を測る試験となっています。配点比率は1と小さいですが、合否ラインぎりぎりの受験生にとっては差がつくポイントになるため、対策を怠らないようにしましょう。

合格に必要な内申点と学力検査点

実際の合格者データから、合格に必要な目安を見ていきます。

【2024年度入試 合格者平均】

  • 内申点:119.6点(135点満点)→ 88.6%
  • 学力検査:389.8点(500点満点)→ 78.0%
  • 特色検査:48.1点程度(推定)
  • 全県模試偏差値:64.4

この数字から、1教科あたり平均78点前後を取る必要があることがわかります。これはかなり高いレベルですので、すべての教科でバランスよく得点する力が求められます。

内申点については、9教科オール4以上(できればオール4.5以上)を目指しましょう。内申点135点満点で120点前後あれば、学力検査で挽回しやすくなります。逆に内申点が低い場合は、学力検査で400点以上を目指す必要があります。

教科別対策のポイント

【英語】

英語は最も差がつきやすい教科です。偏差値が5下がるごとに約10点ずつ差が開くというデータもあります。長文読解力とリスニング力が特に重要です。

  • 日頃から英文を多読し、速読力を鍛える
  • 文法問題は確実に正解できるよう基礎を固める
  • リスニングは毎日練習する習慣をつける
  • 英作文対策も忘れずに(添削してもらうのがベスト)

【数学】

数学も差がつきやすい教科ですが、難問が含まれるため完答は難しい傾向にあります。基本問題で確実に得点し、標準レベルの問題を解ききることが重要です。

  • 計算ミスを防ぐために日々の練習を欠かさない
  • 図形問題の補助線の引き方をパターン化して覚える
  • 関数の融合問題に慣れておく
  • 証明問題は論理的な記述力を磨く

【国語】

国語は全体的に点数が取りやすい傾向にあります。上位と下位で約25点の差がつく程度です。古文・漢文・作文で確実に得点することがポイントです。

  • 古文の文法と重要単語を押さえる
  • 漢文の返り点や句法を完璧にする
  • 作文は条件を満たしつつ、自分の意見を論理的に述べる練習をする
  • 現代文は記述問題の解答パターンを身につける

【理科・社会】

理科と社会は暗記だけでなく、思考力を問う問題も出題されます。知識を定着させた上で、その知識を活用する練習が必要です。

  • 基本用語や公式をしっかり暗記する
  • 実験や資料問題に慣れておく
  • 時事問題にも目を向ける
  • 記述問題は採点基準を意識して解答を作成する

併願校の選び方

神奈川県の公立高校入試では、私立高校の併願確約を取るのが一般的です。横須賀高校を目指す受験生の主な併願校は以下の通りです。

【私立高校の併願例】

  • 山手学院高校(特進コース・進学コース)
  • 鎌倉学園高校(普通科)
  • 横須賀学院高校(S選抜コース)
  • 桐蔭学園高校(プログレスコース)
  • 中央大学附属横浜高校(普通科)

これらの私立高校は、横須賀高校と同レベルか、やや下のレベルの学校です。併願確約を取っておけば、万が一公立高校が不合格だった場合でも進学先が確保できるため、安心して公立高校の受験に臨むことができます。

併願確約は、内申点や検定資格などの基準を満たしていれば、ほぼ確実に合格できる制度です。各学校の基準を確認し、早めに併願校を決定しておきましょう。

進学実績と進路指導

横須賀高校を選ぶ大きな理由の一つが、充実した進学実績です。この章では、最新の大学合格実績や進路指導の内容について詳しく見ていきます。

どのような大学に進学できる可能性があるのか、また学校がどのようなサポートを提供しているのかを確認しましょう。

2024年度 大学合格実績

【国公立大学】

大学カテゴリ合格者数主な大学
難関国公立大学7名東京都立大1、東京科学大(旧東工大)1、東北大1、筑波大3、広島大1
準難関国立大学22名横浜国立大16、東京農工大3、千葉大2、東京外国語大1
国公立大学合計61名横浜市立大14、東京都立大3、その他地方国公立大学など

国公立大学の合格率は約20%です。特に横浜国立大学への合格者が多く、地域の国公立大学への進学を目指す生徒にとっては有力な選択肢となっています。

【私立大学】

大学カテゴリ主な合格実績
早慶上理早稲田大、慶應義塾大、上智大、東京理科大 など多数
GMARCH学習院大、明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大 など多数
その他難関私立芝浦工業大、東京都市大、東京農業大 など

私立大学では、早慶上理とGMARCHへの合格者が非常に多いのが特徴です。特にGMARCHレベルの大学には安定して合格者を輩出しています。

注目すべきは進学実績も公開されている点です。2024年度の現役進学率は以下の通りです。

  • 国公立+早慶上理:31.6%
  • 国公立+早慶上理+GMARCH:58.9%

これは、卒業生の約6割が難関大学に進学していることを意味します。進学先として十分に満足できる実績と言えるでしょう。

進路指導の特徴

横須賀高校の進路指導には、以下のような特徴があります。

【70分×5時限授業】

一般的な高校の授業は50分ですが、横須賀高校では70分授業を採用しています。これにより、一つの単元をじっくりと学ぶことができ、深い理解につながります。

【3年次のコース分け】

3年生では進路に応じて以下の4コースに分かれます。

  • 国文(国公立文系)
  • 私文(私立文系)
  • 国理(国公立理系)
  • 私理(私立理系)

それぞれの進路に最適化されたカリキュラムで、効率的な受験対策が可能になります。国公立を目指すコースでは、センター試験(共通テスト)対策を含めた幅広い科目の学習を行います。

【Principia(プリンキピア)での探究活動】

SSHの指定校として、探究活動に力を入れています。研究活動を通じて論理的思考力や問題解決能力が養われ、大学入試の推薦・総合型選抜でも有利になります。

【模試と補習の充実】

定期的に模擬試験が実施され、自分の学力を客観的に把握できます。また、放課後や長期休暇中には補習も行われており、苦手科目の克服や受験対策をサポートしてくれます。

卒業生の進路データ

進学率のデータから、横須賀高校の生徒がどのような進路を選択しているかがわかります。

  • 早慶への進学率:52.9%(合格しても約半数は他大学を選択)
  • 上智への進学率:55.6%
  • 東京理科大への進学率:10.0%
  • 明治大への進学率:35.7%

特に理系の私立大学(東京理科大や芝浦工業大など)の進学率が低いのは、学費の面から国公立大学を選ぶ生徒が多いためと考えられます。経済的な事情も含めて、総合的に進路選択をしている様子がうかがえます。

学費と経済的支援制度

高校進学にあたって、学費は保護者にとって大きな関心事の一つです。横須賀高校は公立高校ですので、私立高校に比べて経済的負担は軽くなります。

この章では、具体的な学費の内訳と、利用できる支援制度について詳しく解説します。

3年間の学費総額

神奈川県立高校の学費は、県の条例によって定められています。

【年間の学費内訳】

項目金額(年額)
授業料118,800円
諸会費等約60,000円~80,000円
年間合計約180,000円~200,000円

これに加えて、入学時には入学料・制服代・教科書代・体育用品代などが必要になります。入学初年度は合計で約30万円~40万円程度の費用がかかると見込んでおくとよいでしょう。

【3年間の総額シミュレーション】

  • 1年次:約40万円(入学時費用含む)
  • 2年次:約20万円
  • 3年次:約20万円
  • 3年間合計:約80万円

この他に、修学旅行費や部活動費、模擬試験代などが必要になる場合があります。それらを含めても、3年間で100万円前後と考えておけば大きな問題はないでしょう。

私立高校の場合は3年間で200万円~300万円かかることも珍しくないため、公立高校の経済的メリットは非常に大きいと言えます。

高等学校等就学支援金制度

神奈川県の公立高校では、「高等学校等就学支援金制度」を利用することができます。これは、一定の所得要件を満たす家庭に対して、国が授業料相当額を支給する制度です。

【制度の概要】

  • 支給額:年額118,800円(月額9,900円)
  • 対象:世帯年収が約910万円未満の家庭
  • 手続き:入学時に学校を通じて申請
  • 受給方法:学校が国から直接受領し、授業料に充当(家庭への直接支給ではない)

この制度を利用すれば、授業料が実質無償になります。多くの家庭が対象となるため、経済的負担が大幅に軽減されます。

その他の支援制度

【学び直し支援金】

高校を中途退学した後、再び高校で学び直す場合に利用できる制度です。就学支援金の支給期間が終了した後も、卒業まで最長1年間(定時制は2年間)支援金が支給されます。

【授業料減免制度】

就学支援金の対象外で、以下の条件に該当する場合は授業料が免除されます。

  • 生活保護受給世帯
  • 災害等により家計が急変した世帯

詳細については、学校や神奈川県教育委員会に問い合わせることをおすすめします。

【奨学金制度】

授業料以外の教育費(教科書代、通学費、修学旅行費など)に対しては、以下のような奨学金制度を利用できます。

  • 神奈川県高等学校奨学金:無利子の貸付制度
  • あしなが育英会:保護者が病気・災害・自死などで死亡した家庭向け
  • 交通遺児育英会:交通事故で保護者を亡くした家庭向け

これらの制度を上手に活用すれば、経済的な理由で進学を諦める必要はほとんどありません。

リアルな学校生活と校風

偏差値や進学実績も大切ですが、実際に3年間を過ごす学校生活がどのようなものかは、もっと重要です。この章では、在校生や卒業生の声をもとに、横須賀高校のリアルな日常をお伝えします。

校則、部活動、年間行事、生徒の雰囲気など、学校説明会では分からない生の情報をご紹介します。

校則の実態

横須賀高校の最大の特徴の一つが、「校則が非常に緩やか」という点です。

【在校生の声】

「自由すぎるところが魅力です(笑)。授業中にスマホを触っても、寝ていても特に何も言われません。髪染めやピアスも自由で、私服に近い服装で登校している人もいます。」(2022年度1年生)

このように、髪染め、ピアス、服装などの規制がほとんどないのが横須賀高校の特徴です。生徒の自主性を尊重する校風が、校則にも表れています。

ただし、自由であるということは「自己管理が求められる」ということでもあります。授業に集中できない、提出物を忘れるなど、自己管理ができない生徒は成績が伸び悩む可能性があります。

また、一部の在校生からは「最近は少し校則が厳しくなってきた」という声も聞かれますが、それでも他の高校と比べれば圧倒的に自由度が高いと言えます。

部活動の状況

横須賀高校の部活動加入率は約95%と非常に高く、ほぼすべての生徒が何らかの部活動に参加しています。運動部と文化部を合わせて約40の部・同好会があり、選択肢は豊富です。

【主な運動部】

  • 硬式野球部
  • サッカー部
  • ラグビー部(インターハイ出場経験あり)
  • 陸上競技部(県大会総合優勝18回)
  • バスケットボール部
  • バレーボール部
  • テニス部
  • 水泳部
  • 剣道部、柔道部、空手道部
  • 体操競技部
  • ダンス部
  • eスポーツ部

【主な文化部】

  • 吹奏楽部
  • 演劇部
  • クイズ研究部(全国大会準優勝)
  • 美術部
  • 書道部
  • 茶道部
  • 英会話部
  • 科学部
  • 写真部
  • 放送部

特にラグビー部と陸上競技部は全国レベルの実績を持っており、運動部志望の生徒にとっても魅力的な環境です。また、クイズ研究部は人気番組「全国高等学校クイズ選手権」で準優勝を果たすなど、文化部でも高い実績を残しています。

進学校でありながら部活動も盛んという、まさに「文武両道」を実践できる環境が整っています。

年間行事とイベント

横須賀高校の大きな特徴は、「3年間クラス替えがない」という点です。これにより、行事の準備を1年以上前から始めることができ、質の高いイベントが実現しています。

【主な年間行事】

  • 文化祭:隔年開催(体育祭と交互)。3年生のミュージカルは衣装や大道具が本格的で圧巻。
  • 体育祭:隔年開催(文化祭と交互)。クラス対抗で盛り上がる。
  • 「きっかさい」:文化祭と体育祭を合わせた名称で、学校の一大イベント。
  • 修学旅行:2年次に実施。行き先は年度によって異なる。
  • 球技大会
  • 合唱コンクール

特に文化祭での3年生のミュージカルは伝統となっており、1年以上かけて準備を進めるため、完成度が非常に高いと評判です。クラス全体で一つのものを作り上げる経験は、一生の思い出になるでしょう。

生徒の雰囲気

【在校生・卒業生の声】

「真面目な生徒が多いです。でも、楽しくやっているクラスがほとんどで、男女の仲も良いです。少し変わった(個性的な)人も多くて、面白いです。」(在校生)

「クラスによって雰囲気がかなり違います。自分のクラスは男女仲が良く、居心地がとても良かったです。」(卒業生)

横須賀高校の生徒は、「勉強も部活も行事も全力で楽しむ」というタイプが多いようです。真面目だけど堅苦しくない、個性を尊重し合える雰囲気があります。

ただし、自由な校風ゆえに「自己管理できない生徒は厳しい」という声もあります。先生が細かく管理してくれるわけではないので、自分で計画を立てて勉強や部活に取り組む必要があります。

施設・設備

横須賀高校の施設については、以下のような声があります。

【良い点】

  • 図書館の蔵書が充実している
  • SSH指定校として、理科の実験設備が整っている
  • グラウンドが広く、部活動に十分なスペースがある

【改善してほしい点】

  • 校舎が全体的に古い
  • 体育館のトイレがとにかく汚い
  • 冷暖房の効きが悪い教室がある

100年以上の歴史がある学校なので、施設の古さは否めません。ただし、教育の質や雰囲気の良さでカバーされているというのが多くの在校生・卒業生の意見です。

ライバル校との比較

横須賀高校を検討する際に、他の高校と比較することも重要です。この章では、同じレベル帯の公立高校や、併願候補となる私立高校との違いを見ていきます。

それぞれの学校の特色を理解し、自分に最適な進学先を選びましょう。

同レベルの公立高校との比較

項目横須賀高校平塚江南高校鎌倉高校
偏差値666565
立地横須賀市平塚市鎌倉市
校風自由、自主性重視伝統的、文武両道自由、国際的
SSH指定××
国公立合格率約20%約25%約18%
特色Principiaでの探究活動伝統行事が盛ん国際交流が活発

【横須賀高校を選ぶべき人】

  • 横須賀・三浦地区に住んでいて通学が便利
  • 自由な校風の中で自主的に学びたい
  • SSH指定校での探究活動に興味がある
  • クラス替えがない環境で深い人間関係を築きたい

【他校を検討すべき人】

  • より高い偏差値の学校を目指したい(湘南高校・柏陽高校など)
  • 国際交流に特化した環境を求める(鎌倉高校など)
  • 自宅からの通学時間を最優先したい

私立高校との比較

項目横須賀高校(公立)山手学院(私立)鎌倉学園(私立)
偏差値6670(特進)62
3年間学費約80万円約250万円約250万円
大学附属×××
共学・別学共学共学男子校
国公立合格率約20%約25%約15%

公立高校の最大のメリットは学費の安さです。私立高校は年間80万円~100万円程度の学費がかかるため、3年間で約250万円が必要になります。一方、公立高校なら就学支援金を利用すれば授業料が実質無料となり、3年間で100万円以内に抑えられます。

また、横須賀高校はSSH指定校としての特色があり、理系志望の生徒にとっては魅力的な環境です。

進学先から見る比較

志望する大学によって、どの高校を選ぶべきかも変わってきます。

  • 国公立大学を目指すなら:横須賀高校、平塚江南高校、山手学院
  • 早慶を目指すなら:山手学院、鎌倉学園、横須賀高校
  • GMARCHを目指すなら:横須賀高校、鎌倉学園、横須賀学院
  • 理系難関大学を目指すなら:横須賀高校(SSH指定)、山手学院

どの進路を選んでも、横須賀高校は十分な実績を持っています。あとは立地、校風、学費などの要素を総合的に判断して、自分に最適な学校を選びましょう。

受験に関するQ&A

この章では、横須賀高校の受験に関してよくある質問とその回答をまとめました。受験生や保護者の疑問を解消し、不安を軽減できるようサポートします。

Q1. 内申点が足りない場合、当日の試験で挽回できますか?

A. 可能です。横須賀高校の選考は「内申3:学力検査7:特色検査1」という配点なので、学力検査の比重が高くなっています。

たとえば、内申点が115点(平均より5点低い)でも、学力検査で400点以上取れば十分に合格圏内に入ります。逆に、内申点が高くても当日の試験で失敗すると不合格になる可能性もあるため、最後まで学力検査の対策を怠らないことが重要です。

Q2. 特色検査の対策は必要ですか?

A. 必要です。配点比率は1と小さいですが、合否ラインぎりぎりの受験生にとっては差がつくポイントになります。

特色検査は思考力・判断力・表現力を測る試験で、教科横断的な問題が出題されます。過去問を解いて出題傾向を把握し、論理的思考力を鍛える練習をしておきましょう。塾や学校の先生に添削してもらうのも効果的です。

Q3. 部活動と勉強の両立はできますか?

A. できます。横須賀高校の生徒の約95%が部活動に加入しており、多くの生徒が両立しています。

ただし、自己管理能力が求められることは理解しておく必要があります。部活動が忙しくても、授業の予習・復習や定期テスト対策をしっかり行うことが大切です。時間の使い方を工夫し、計画的に学習を進める習慣を身につけましょう。

Q4. 校則が緩いと、勉強に集中できないのでは?

A. 自己管理ができる生徒なら問題ありません。確かに、横須賀高校は他の高校に比べて校則が緩やかですが、それは「生徒の自主性を尊重する」という教育方針の表れです。

自由な環境だからこそ、自分で目標を設定し、計画的に行動する力が養われます。逆に、管理されないと勉強できないタイプの生徒には向いていない可能性があります。

Q5. 併願校はどのように選べばいいですか?

A. 内申点と検定資格を基準に選びましょう。神奈川県の私立高校では「併願確約制度」があり、一定の基準を満たせばほぼ確実に合格できます。

横須賀高校を目指す生徒の主な併願校は以下の通りです。

  • 山手学院:内申基準が高いが、確約を取れれば安心
  • 鎌倉学園:書類選考あり、比較的確約が取りやすい
  • 横須賀学院:地元の私立で通学しやすい

各学校の基準を確認し、12月までに併願校を決定しておくことが重要です。

Q6. 推薦入試はありますか?

A. ありません。神奈川県の公立高校では推薦入試が廃止されており、横須賀高校でも実施していません。

すべての受験生が「共通選抜」で受験することになります。内申点、学力検査、特色検査の総合評価で合否が決まります。

Q7. 浪人率はどれくらいですか?

A. 約10%です。横須賀高校の浪人率は約10.2%とされており、公立の進学校としては標準的な数値です。

国公立大学や難関私立大学を目指す生徒の中には、現役で第一志望に合格できなかった場合に浪人を選択するケースがあります。ただし、約90%の生徒は現役で大学に進学しています。

Q8. 学校見学はできますか?

A. できます。横須賀高校では毎年、学校説明会文化祭の公開などのイベントを実施しています。

学校説明会では、学校の概要や入試情報、進路実績などについて詳しく説明があります。また、文化祭は一般公開されているため、実際の学校の雰囲気を肌で感じることができます。日程は学校のホームページで確認し、早めに予約しましょう。

まとめ:横須賀高校はこんな人におすすめ

ここまで、横須賀高等学校について網羅的に解説してきました。最後に、横須賀高校がどのような生徒に向いているのかをまとめます。

横須賀高校に向いている人

  • 自由な校風の中で自主的に学びたい人
  • 勉強も部活も行事も全力で楽しみたい人
  • 国公立大学やGMARCH以上の大学を目指している人
  • SSH指定校での探究活動に興味がある人(特に理系志望)
  • 横須賀・三浦地区に住んでいて通学が便利な人
  • 公立高校で学費を抑えたい人
  • 個性的な仲間と深い人間関係を築きたい人

横須賀高校に向いていない人

  • 管理されないと勉強できない人
  • 校則で厳しく管理してほしい人
  • 最新の設備や綺麗な校舎を重視する人
  • より高い偏差値の学校(横浜翠嵐、湘南など)を目指せる学力がある人

合格に向けて今すべきこと

【中学1・2年生の皆さん】

  • 定期テストで高得点を取り、内申点を上げる(目標:オール4以上)
  • 英検・漢検・数検などの資格を取得する
  • 基礎学力をしっかり固める
  • 部活動や生徒会活動など、学校生活を充実させる

【中学3年生の皆さん】

  • 模試を定期的に受けて、自分の実力を把握する
  • 過去問演習を繰り返し、入試問題に慣れる
  • 苦手科目を克服し、5教科すべてでバランスよく得点できるようにする
  • 特色検査の対策も忘れずに行う
  • 併願校を12月までに決定する
  • 体調管理を徹底し、入試当日に最高のパフォーマンスを発揮できるようにする

最後に

横須賀高等学校は、110年以上の歴史を持つ伝統校でありながら、自由な校風と充実した教育環境を兼ね備えた素晴らしい学校です。

偏差値66という高い学力レベルが求められますが、そこで過ごす3年間は、かけがえのない経験と成長の機会を与えてくれるでしょう。国公立大学やGMARCH以上の難関大学への進学実績も十分であり、将来の選択肢を広げることができます。

この記事が、横須賀高校への進学を検討している皆さんの参考になれば幸いです。自分に合った学校を見つけ、充実した高校生活を送ってください。

最後まで諦めずに努力すれば、必ず道は開けます。皆さんの合格を心から応援しています!