【2026年最新版】川和高等学校 完全ガイド|偏差値・入試・進学実績から在校生の本音まで徹底解説

Last Updated on 2026年2月2日 by わかる先生

神奈川県横浜市都筑区にある川和高等学校は、偏差値68を誇る県内屈指の公立進学校です。「学力向上進学重点校」に指定され、早慶やGMARCHへの合格実績が豊富なだけでなく、97%という驚異的な部活動加入率を誇る「文武両道」の名門校として知られています。

本記事では、川和高等学校への進学を目指す中学生とその保護者の皆さまに向けて、最新の入試情報、合格のための具体的な対策、リアルな学校生活まで、受験に必要なすべての情報を網羅的に解説します。在校生・卒業生の生の声も交えながら、公式サイトでは分からない川和高校の本当の姿をお伝えします。

川和高等学校の基本情報

まずは、川和高等学校の基本的な情報から確認していきましょう。受験を検討されている方は、学校の概要をしっかり把握することが第一歩です。

学校概要と教育理念

川和高等学校は1962年(昭和37年)に開校した歴史ある県立高校です。横浜市北部エリアを代表する進学校として、60年以上にわたり多くの優秀な人材を輩出してきました。

学校の教育理念は「誠実・勤勉・質朴」の校風のもと、多様な分野でリーダーシップを発揮し、堅実に社会に貢献できる人材の育成を目指しています。単なる学力向上だけでなく、健やかな体、たくましい精神力、そして思いやりの心を育む全人教育を実践しています。

川和高校の最大の特徴は、「高い次元の文武両道」です。勉強も部活動も学校行事も、すべてに全力で取り組む生徒たちの姿勢が、この学校の魅力となっています。テレビ東京の「THE名門校」でも取り上げられるなど、そのユニークな教育スタイルが注目を集めています。

項目詳細
正式名称神奈川県立川和高等学校
所在地〒224-0057 神奈川県横浜市都筑区川和町2226-1
電話番号(045)941-2436
設置者神奈川県
設立年1962年(昭和37年)
課程全日制普通科
学期制2学期制
生徒数約983名(1学年約320名)
特別指定学力向上進学重点校(2021年度~)

アクセス・通学方法

川和高校は横浜市都筑区の閑静な住宅街、緑に囲まれた小高い丘の上に位置しています。治安が良く、落ち着いた環境で学習に集中できる立地です。

【主なアクセス方法】

  • 横浜市営地下鉄グリーンライン「都筑ふれあいの丘駅」:徒歩約15分
  • 東急田園都市線「市が尾駅」:横浜市営バス(306系統・305系統)で約7分、「川和高校入口」下車徒歩5分
  • 横浜市営地下鉄ブルーライン「センター南駅」:横浜市営バスで約12分、「川和高校前」下車徒歩1分
  • JR横浜線「中山駅」:横浜市営バスで約16分

最寄り駅からは徒歩15分と少し距離がありますが、バスを利用すれば学校のすぐ前まで行くことができます。多くの生徒は電車とバスを組み合わせて通学していますが、自転車や徒歩で通う生徒もいます。正門から校舎までは約200メートルの長い坂道があり、この坂を毎日登ることが川和生の日常風景となっています。

在校生からは「駅から少し遠いけど、バスが便利」「坂道はきついけど、慣れれば良い運動になる」という声が聞かれます。都筑区という立地のため、都筑区・青葉区・緑区を中心に、相模原市や海老名市など遠方から通学する生徒もいます。

川和高校の偏差値と難易度

川和高校を志望する上で、最も気になるのが偏差値と入試の難易度でしょう。ここでは、最新のデータをもとに、川和高校のレベルと合格の目安を詳しく解説します。

最新の偏差値データ

川和高校の2025年度偏差値は68です。これは神奈川県内335校中第10位、公立高校に限れば192校中第6位という、非常に高い水準です。全国の高校9,126校の中でも第244位にランクインしており、全国的に見ても上位の進学校といえます。

この偏差値は、横浜翠嵐高校(偏差値74)、湘南高校(偏差値73)、柏陽高校(偏差値71)といった神奈川県トップ校に次ぐレベルで、厚木高校(偏差値70)と並ぶ位置づけです。同じ偏差値帯の高校としては、県立相模原高校や私立鎌倉学園高校などが挙げられます。

模試での合格可能性判定では、偏差値65以上で合格圏内とされることが多く、安全圏を狙うなら偏差値67以上を目指すことが推奨されます。ただし、川和高校は内申点の比重が高いため、偏差値だけでなく日頃の成績管理も重要になります。

ランキング順位
神奈川県内の高校335校中 第10位
神奈川県内の公立高校192校中 第6位
全国の高校9,126校中 第244位

合格に必要な内申点

川和高校の合格には、内申点135点満点中127点程度が目安とされています。これはオール5に近い評定が求められる水準で、他校と比較してもかなり高い基準です。

注目すべきは、川和高校より偏差値の高い横浜翠嵐高校の内申点目安が126点であるのに対し、川和高校は127点とより高い内申点を求めている点です。これは川和高校が内申点を重視した選抜を行っているためです。

内申点の計算方法は以下の通りです:

  • 中2の3学期の成績:最高45点(5×9教科)
  • 中3の2学期の成績×2:最高90点(5×9教科×2)
  • 合計:最高135点

つまり、主要5教科だけでなく、副教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)も含めて、ほとんどの科目で「4」以上、できれば「5」を取る必要があります。「苦手科目だけ評定3」という状況でも不利になりかねないため、中学1年生のうちから全教科まんべんなく高成績を維持することが重要です。

在校生の声:
「内申点129、入試399点、特色52点で合格しました。内申点で耐えたと思っています」(2025年度合格者)
「内申点130、入試445点、特色65点で合格。川和は指定校が多いので、内申をしっかり取ることが大切」(在校生)

入試倍率の推移

2025年度入試の倍率は1.41倍でした。募集人員318名に対して出願者数は458名となっています。近年の倍率を見ると、1.28倍~1.44倍の範囲で推移しており、安定した人気を保っています。

偏差値68という高い水準に加え、1.4倍前後の倍率ということは、受験生は優秀な生徒ばかりであることを意味します。学校成績、模試成績ともにトップクラスを維持しておく必要があります。

年度募集人員出願者数受検者数合格者数倍率
2025年318名458名318名1.41倍
2024年318名458名448名318名1.37倍
2020年318名417名413名318名1.28倍

入試制度と合格への道

川和高校の入試を突破するには、神奈川県の公立高校入試制度を正しく理解し、戦略的に対策を進めることが不可欠です。ここでは入試の仕組みから具体的な対策まで、合格への道筋を詳しく解説します。

神奈川県公立高校入試制度の概要

神奈川県の公立高校入学者選抜制度では、①内申点(学習の記録・評定)②学力検査(当日の筆記試験)③特色検査の3つの評価軸で合否が決定されます。

川和高校の選考は第1次選考と第2次選考に分かれており、それぞれ異なる配点比率が適用されます。

【第1次選考】(募集人数の90%)
配点比率:内申点4:学力検査6:特色検査1

  • 内申点:400点満点(135点÷135×400点で換算)
  • 学力検査:600点満点(500点÷5×6で換算)
  • 特色検査:100点満点
  • 合計:1,100点満点

【第2次選考】(募集人数の10%)
配点比率:「主体的に学習に取り組む態度」7:学力検査3:特色検査1

  • 「主体的に学習に取り組む態度」:700点満点(A評価3点、B評価2点、C評価1点、最高27点を700点満点に換算)
  • 学力検査:300点満点(500点÷5×3で換算)
  • 特色検査:100点満点
  • 合計:1,100点満点

第1次選考では学力検査の比重が最も高いものの、内申点も約3割を占めるため、日々の成績管理が非常に重要です。また、第2次選考では「主体的に学習に取り組む態度」の評価が重視されるため、日頃の授業態度や提出物への取り組みも合否を左右します。

学力検査の科目別対策

川和高校の合格者の学力検査平均点は例年400点以上です。2024年度の神奈川県公立高等学校の学力検査における平均点の合計は278.7点でしたが、川和高校の合格者はこれを131.5点も上回る410.2点を記録しています。

1教科あたり80点以上を目指す必要があり、得意教科だけに頼るのではなく、5教科すべてで安定して高得点を取る力が求められます。

年度合格者平均点(5教科合計)
2024年度410.2点
2023年度400点以上
2022年度400点以上

【科目別対策のポイント】

■国語
古文・漢文を含む総合的な読解力が試されます。記述問題も多いため、自分の言葉で説明する練習を重ねましょう。過去問を解いて時間配分を身につけることも重要です。

■数学
川和高校受験生からは「数学が難しかった」という声が多く聞かれます。基礎計算力はもちろん、関数・図形・証明問題などの応用問題にも対応できる力が必要です。苦手分野を作らず、まんべんなく学習することが大切です。

■英語
長文読解、文法、リスニング、英作文と出題範囲が広いため、総合的な英語力が求められます。特に長文読解は毎日練習して読解スピードを上げておきましょう。

■理科・社会
暗記科目と思われがちですが、単なる知識だけでなく思考力を問う問題も出題されます。用語を覚えるだけでなく、「なぜそうなるのか」という理解を深めることが高得点につながります。

合格者の声:
「過去問は12月頃に317点くらいでしたが、入試直前には400~430点くらい取れるようになりました」(2025年度合格者)
「内申117でしたが、模試では400点ほど取れていたので合格できました」(在校生)

特色検査の対策

川和高校では、神奈川県の「学力向上進学重点校」および「エントリー校」で共通実施される特色検査が課されます。検査時間は60分で、共通問題と共通選択問題を用いた「自己表現検査」の形式です。

特色検査は、単なる知識ではなく、複数の情報を整理・分析し、自分の考えを論理的に表現する力が求められます。教科横断型の問題で構成され、思考力・判断力・表現力・コミュニケーション能力などが評価されます。

【出題傾向】

  • 複数の資料や図表、会話文、統計データなどを組み合わせた複合型問題
  • 「観光地のごみ問題」「公共施設の整備」「物流とロジスティクス」など、実際の社会課題を扱う傾向
  • 英文の読解、資料の要約、グラフの読み取り、複数意見の比較検討など、多面的な力をバランスよく発揮することが必要

【対策方法】

  1. 過去問演習:早い段階から過去問に取り組み、問題のパターンや設問意図を理解することが合格への近道です。
  2. 資料読解力の養成:新聞記事や統計資料、調査レポートなどを日常的に読み、自分の言葉で要約する練習が有効です。
  3. 模試の活用:特色検査対策模試を受験し、出題傾向を反映した演習を通じて実力を確認しましょう。
  4. 時間配分の練習:60分という限られた時間で、多くの資料を読み解き解答する練習が必要です。

川和高校の特色検査の配点は「1」であり、横浜翠嵐高校の「配点3」よりは比率が低めです。しかし、特色検査は全体の評価を押し上げる最後のピースとして機能するため、得点源にできるよう対策を進めることが重要です。

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入試スケジュール

川和高校の入試は、例年1月下旬に出願手続きが行われ、2月中旬に学力検査および特色検査が実施されます。具体的な日程は毎年多少前後するため、必ず川和高校の公式ホームページ、または例年6月中旬頃に神奈川県教育委員会から発表される「特色検査を実施する学校や検査の概要」で最新情報を確認してください。

【一般的な入試スケジュール】

  • 1月下旬:出願期間
  • 2月中旬:学力検査・特色検査実施
  • 2月下旬:合格発表

進学実績と進路指導

川和高校は「学力向上進学重点校」に指定されており、毎年多くの卒業生が難関大学へ進学しています。ここでは最新の進学実績と、それを支える充実した進路指導体制について詳しく見ていきましょう。

大学合格実績(2025年度・2024年度)

川和高校は卒業生の8割以上が4年制大学へ現役で合格・進学しており、現役大学進学率は約87%と非常に高い水準です。特に国公立大学や早慶上理・GMARCHといった有名大学への合格者数が多い点が大きな特徴です。

【国公立大学】

国公立大学への合格者は毎年50~60名規模にのぼり、特に地元の横浜国立大学への合格者数は県内でもトップクラスです。2025年度は36名、2024年度は28名、2023年度は34名が合格しています。

大学名2025年度2024年度
東京大学1名
京都大学1名1名
一橋大学2名8名
東京工業大学6名
横浜国立大学36名28名
筑波大学3名
東京外国語大学2名4名
東京都立大学複数名

難関国立では東京大学・京都大学への合格者も輩出しており、旧帝大クラスへの進学者も少数ながら存在します。理系・文系ともに幅広い分野の学部に進学しており、学力層の厚さがうかがえます。

【私立大学】

私立大学の合格実績は特に際立っています。早慶上智で毎年170名以上GMARCHで毎年500名以上の合格者を輩出しており、川和高校が私大受験に強いことがわかります。

大学名2025年度2024年度
早稲田大学88名98名
慶應義塾大学39名29名
上智大学43名37名
東京理科大学56名43名
明治大学184名191名
青山学院大学110名112名
立教大学61名84名
中央大学58名65名
法政大学117名120名

特に明治大学への合格者184名という数字は群を抜いており、川和高校生の人気や実績がうかがえます。また、早稲田大学や慶應義塾大学といった最難関私大にも毎年数十名規模で合格しており、これらの大学への指定校推薦枠も豊富に持っているとされています。

【医学部医学科】

医学部医学科への合格者も一定数報告されています。2025年度は、国公立の医学系では山形大学、群馬大学、千葉大学、信州大学、高知大学、長崎大学に各1名、私立医大では東京医科大学、昭和大学医学部、順天堂大学などに合格者が出ました。

医学部志望の生徒には、在学中から医学部対策に取り組むケースも見られ、「高1から英数を固めて、早めに受験モードに入ることが重要」という先輩からのアドバイスもあります。

進路指導の特徴

川和高校の高い進学実績を支えているのが、手厚い進路指導体制です。学年ごとに充実した進路行事が数多く開催されており、生徒一人ひとりの進路実現をサポートしています。

【1年生】

  • 卒業生講演会:大学に進学した先輩から、実際に感じたことや高校生のうちにしておいた方が良いことなど、実践的なアドバイスを聞く機会
  • 大学訪問:大学のキャンパスを実際に訪れ、雰囲気を肌で感じることで進路意識を高める

【2年生】

  • 分野別ガイダンス:専門分野について学べる貴重な機会。それぞれ希望する分野を選んで参加
  • 大学説明会:入試担当者から入試の最新情報・学部学科の特徴などについて直接話を聞ける

【3年生】

  • 医学部志望者向けガイダンス:医学部受験を目指す生徒に向けて、受験の見通しや心構え、目標の明確化を早期から行う
  • 個別進路相談:担任や進路指導担当教員との個別面談を通じて、きめ細かいサポート

また、自習室は冷暖房完備で赤本も充実しており、学習には最適の環境が整っています。夏休みには理科実習や希望者対象の夏期講習も行われ、受験対策も万全です。

在校生・卒業生の声:
「川和は指定校が多いので、自力で東京一工や国公立の医学部を目指す以外なら、学校の授業やテストを頑張り、内申をしっかり取り、早稲田の指定校を取るのが一番のルート」(在校生)
「川和での3年間で自主的に努力する習慣が身についた。大学進学後もタイムマネジメントが上手くいっている」(卒業生)

進学先の傾向

川和高校の進学先を分析すると、国公立大学24%、私立大学62%、進学準備14%という内訳になっています。これからわかるように、川和高校は国公立大学よりも私立大学を受験する生徒が多い傾向があります。

特に早慶MARCHなどの難関私立大学への進学実績が豊富で、私大受験に強い学校といえます。一方で、東京大学や京都大学など超難関の国立大学を目指す生徒にとっては、「川和は若干受験モードな感じが3年の最後まで感じられない」「結局は鉄緑とか行ってる人が受かる」という厳しい意見もあります。

このため、難関国公立大学を第一志望とする場合は、学校の授業に加えて塾や予備校を併用し、早い段階から受験対策を進めることが推奨されます。

学校生活とリアルな校風

ここからは、川和高校のリアルな学校生活について、在校生・卒業生の生の声を交えながら詳しく見ていきましょう。公式サイトでは分からない、本当の川和高校の姿をお伝えします。

「高い次元の文武両道」の実態

川和高校の最大の特徴は、なんといっても「高い次元の文武両道」です。部活動加入率は驚異の97%を誇り、ほとんどの生徒が運動部または文化部に所属しています。さらに、2つ以上の部活動を兼部する生徒も多数おり、勉強・部活・学校行事のすべてに全力で取り組む姿勢が川和生の特徴です。

在校生からは「勉強も部活もイベントも全力で取り組める環境」「やる時はやるという根は真面目な生徒がほとんど」という声が多く聞かれます。

【川和生の1日のスケジュール】

  • 朝7時前:朝練スタート(野球部、バスケ部、バドミントン部など、多くの部活が朝練を実施)
  • 午前の休み時間:早弁をしながら勉強する生徒の姿が多数
  • 昼休み:校内のさまざまな場所で「昼練」(弓道部、トレーニングルームなど)
  • 放課後:部活動または行事準備
  • 夕方以降:塾に通う生徒も多い

この「早弁→昼練」というスタイルは川和高校の伝統で、限られた時間を無駄にせず、勉強と部活を両立させる川和生の姿勢を象徴しています。

在校生の声:
「とにかく楽しい。私は川和に入って本当に満足しています。部活を一生懸命したい人はすごく向いていると思う」
「本当に部活が楽しい!川和高校で部活に入り、ほんとに最高な仲間を得た。どの部活もとても仲が良く、不要な上下格差もなく、お互いが高め合い、高い意識で活動してる」
「忙しい中でも生徒同士が切磋琢磨し合い、高め合える雰囲気がある」

部活動の実績

川和高校は神奈川県公立高校の中でも部活動が非常に盛んで、全国大会出場の実績を持つ強豪部も複数あります。

【全国レベルの強豪部】

  • ダンス部:全国大会の常連
  • 女子ハンドボール部:全国大会出場実績あり
  • 弓道部:全国大会出場実績あり
  • 陸上部:全国記録保持者が顧問を務める
  • 水泳部
  • バドミントン部
  • 山岳部
  • 吹奏楽部

また、野球部には元プロ野球選手が特別コーチとして指導に当たるなど、部活動に力を入れている様子がうかがえます。2024年夏には4回戦に進出し、2007年夏には神奈川県ベスト8に輝いた実績もあります。

グラウンドは広く、野球部、サッカー部、陸上部、ラグビー部がそれぞれ充実した活動を行っています。テニス部やハンドボール部には専用コートもついています。

在校生の声:
「川和は部活が県トップレベルで忙い高校。そのため、部員が高校生活で一番一緒にいる時間が長くなる傾向にある」
「陸上部は全国記録保持者が顧問をしている。野球部は元プロ野球選手が特別コーチなど、部活に力を入れている。公立高校で偏差値が高い学校としては、珍しいかも」

学校行事

川和高校の学校行事は生徒主体で企画運営が行われ、非常に盛り上がります。特に体育祭、川和祭(文化祭)、球技大会には力を入れており、生徒たちは自主的に準備や練習に取り組みます。

【川和祭(文化祭)の名物】

川和祭では、受験生に人気の「川和饅頭」が有名です。「一つ食べれば川和合格、二つ食べれば早慶合格、三つ食べればハーバード」という縁起物として知られ、毎年行列ができるほどの人気です。また、パティシエ部が作る「かわわっふる」も在校生に人気で、文化祭の目玉となっています。

在校生の声:
「学校行事は生徒主体で盛り上がり、行事の運営に生徒主体で関われた経験が大学のサークル運営やその後の活動に活きている」(卒業生)
「体育祭、川和祭、球技大会にはかなり力を入れており、盛り上がること間違いなし」

校則と校風

川和高校の校則は厳しいものではなく、自主性を尊重する校風となっています。口コミでは「校則はほどよく緩い」「特に不満はない。スマホもOKだし普通の公立校」という声が多く聞かれます。

【主な校則】

  • アルバイト:自由
  • メイク:自由
  • スマートフォン:使用OK
  • 髪染め:禁止(ただし注意される程度で、厳しくチェックされることは少ない)
  • ピアス:禁止(同上)

在校生からは「そもそも校則を気にしたことがない」「検査されたり注意されたりすることもない」「川和生自身もなにが校則なのか分からないほどあまり校則について説明されない」という声が多く、校則が厳しくなくても自立している生徒が多いため、風紀を乱すような派手な服装をしている生徒はいないようです。

在校生の声:
「勉強が出来る人が多く、校則はほどよく緩いです。部活をしたい人にはおすすめかも」
「自由度が高い反面、生徒は真面目で校則を破る人がほとんどいない」
「自主性が尊重され、充実した高校生活が送れる」

制服

川和高校の制服は2022年度(61期生)から新しいデザインに変更されました。以前は「地味」「可愛くない」という声もありましたが、新制服になってからは改善されているようです。

ただし、在校生からは「制服はそこまで可愛いわけではない」「可愛い制服やカッコいい制服に憧れている方は、川和高校は向いていない可能性がある」という率直な意見も聞かれます。

施設・設備

川和高校は1962年開校と歴史が長く、校舎は多少古さを感じますが、改修が繰り返されているため、それほど古いとは感じないようです。在校生からは「施設は多少古さはあるものの不便は感じない程度に整っている」という声が聞かれます。

【主な施設】

  • 図書室:蔵書約7,000冊で、漫画の週刊誌まで揃えている(先生が毎週寄贈)
  • 購買:豊富な種類のパンやドーナツ、お菓子も揃う
  • 自習室:冷暖房完備、赤本も充実
  • グラウンド:広々としており、複数の部活が同時に活動可能
  • 専用コート:テニス、ハンドボール
  • トレーニングルーム:昼練などで利用可能

立地は都筑区の穏やかな住宅街で、緑に囲まれた小高い丘の上にあります。春は桜、秋は銀杏が咲き誇り、環境は非常に良好です。最寄りの都筑ふれあいの丘は治安がとても良いエリアとしても知られています。

生徒の雰囲気

川和高校の生徒は、「やる時はやる」という根は真面目な生徒がほとんどです。授業は静かに聞く、課題は普通にやる、といった当たり前のことが当たり前にできる生徒が多く、勉強に対する意識が高いのが特徴です。

在校生からは「頭が良くて真面目な人が多い。普段は明るくてふざけているような人でも自分でちゃんと勉強している」「思いやりがあって良い人ばかり」「いじめは少ない」という声が多く聞かれます。

在校生の声:
「川和と聞くとなんだか真面目で固くて…なんてイメージが私自身あったけどぶっちゃけ半分あってて半分違うかなって感じ。みんな根は真面目なんだよね。やっぱり」
「学校の雰囲気が落ち着いていて、生徒も優しいので居心地がいい」
「生徒にはなんの文句もありません。ほんとうに川和に入って良かったと思わせてくれます。部活にも勉強にも行事にも一生懸命で思いやりがあって良い人ばかり」

学費と経済的支援

川和高校は公立高校のため、私立高校と比較すると学費負担は比較的少ない点が大きなメリットです。ここでは具体的な費用と、利用できる支援制度について解説します。

必要な費用

川和高校の基本的な学費は以下の通りです。

項目金額
入学金5,650円
授業料(年額)118,800円(月額9,900円)
合計124,450円

ただし、高等学校等就学支援金制度の適用により、多くの世帯では授業料は実質無償化されています。従って、標準的な家庭では授業料の負担はありません(一定以上の所得層を除く)。

授業料は年2回の分納となっています。別途、以下のような学校徴収金が必要です:

  • 制服代
  • 教材費・教科書代
  • 体操着代
  • 修学旅行積立金
  • 生徒会費

初年度は教科書代や体操着代などが加わりますが、それらを含めても私立の授業料相当額より低い費用で通学可能です。

3年間の総額目安

公立高校のため、3年間の総額は私立高校と比較して大幅に抑えられます。ただし、部活動費や塾代などは別途必要になるケースが多いため、家庭の状況に応じて計画を立てることが大切です。

【3年間の費用概算】

  • 学校納入金(授業料実質無償の場合):約10~20万円
  • 制服・教材費など:約15~20万円
  • 修学旅行積立金:約10万円
  • その他(部活動費、交通費、塾代など):家庭による

川和高校生の約半数~6割程度は何らかの塾に通っているため、難関大学を目指す場合は塾代も考慮に入れておく必要があります。

奨学金制度

神奈川県では、以下のような経済的支援制度が利用できます:

  • 高等学校等就学支援金:授業料の実質無償化
  • 神奈川県高等学校奨学金:経済的理由により修学が困難な生徒への支援
  • 私費負担軽減補助金:一定の条件を満たす世帯への支援

詳細は神奈川県教育委員会のホームページで確認できます。川和高校の教育方針には「質の高い、きめ細やかな教育を提供することで、経済的に厳しい環境にあっても、資質・能力に優れ、やる気のある生徒の進路実現を積極的に支援する」と明記されており、経済的な理由で進学を諦める必要はありません。

ライバル校との比較

川和高校を志望する際、他の高校との比較も重要な判断材料となります。ここでは、川和高校と同レベル、または併願先として検討される高校を比較してみましょう。

神奈川県内公立高校との比較

高校名偏差値特徴
横浜翠嵐高校74神奈川県トップ校。東大・京大への合格者多数。学力検査・特色検査の比率が高い
湘南高校73自由な校風が特徴。難関国公立大学への実績豊富
柏陽高校71文武両道の進学校。国公立大学への進学実績が高い
厚木高校70県央地区のトップ校。バランスの取れた進学実績
川和高校68高い次元の文武両道。早慶GMARCH実績豊富。内申点重視
希望ケ丘高校66自由な校風。部活動も盛ん
市ヶ尾高校64地域に根ざした進学校

川和高校は、横浜翠嵐・湘南・柏陽といった県トップ校に次ぐレベルで、厚木高校と肩を並べる位置づけです。これらの学校と比較した際の川和高校の特徴は:

  • 内申点の比重が高い(127点必要、翠嵐は126点)
  • 私立大学(特に早慶GMARCH)への実績が豊富
  • 部活動加入率97%と、トップ校の中でも最も部活動が盛ん
  • 「高い次元の文武両道」を実践

国公立志向が強い場合は柏陽高校や厚木高校、最難関国立を目指すなら横浜翠嵐高校や湘南高校が向いているかもしれません。一方、部活動も勉強も全力で取り組みたい、早慶やMARCHへの進学を目指すという生徒には、川和高校が最適な選択肢となるでしょう。

私立高校との併願パターン

川和高校を第一志望とする場合、私立高校を併願するケースが一般的です。以下のような高校が併願先として人気です。

高校名偏差値特徴
中央大学附属横浜高校69大学附属校。中央大学への内部進学が可能
桐蔭学園高校(プログレスコース)68進学実績豊富。充実した設備
山手学院高校(特別進学コース)70難関大学への進学実績
鎌倉学園高校68男子校。伝統ある進学校
日本大学高校65大学附属校。安全校として
森村学園高等部64少人数教育が特徴
青稜高校63進学実績が向上中

併願校選びのポイントは、「安全校」と「チャレンジ校」をバランス良く組み合わせることです。川和高校が第一志望(チャレンジ校)なら、確実に合格できる私立を1~2校押さえておくと精神的に安心です。

また、公立第二志望としては、同じ横浜市内で川和よりやや易しめの市立金沢高校や県立希望ケ丘高校、または学区が合えば県立多摩高校などを併願に考える受験生もいます。

受験Q&A ~よくある質問~

ここでは、川和高校の受験に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。受験生と保護者の皆さまの疑問解消にお役立てください。

Q1. 内申点が低くても合格できますか?

A. 可能ですが、学力検査で高得点を取る必要があります。実際に「内申112で川和を目指した。塾の先生も親も志願変更を勧めて来たが貫いて良かった。自己採点よりはるかに高い455点で合格することが出来た」という合格体験もあります。

川和高校の選考比率は内申点4:学力検査6のため、内申点が低くても当日の試験で挽回することは理論上可能です。ただし、内申点127点が目安とされているため、それを大きく下回る場合は450点以上の高得点が必要になると考えておきましょう。

Q2. 塾に通わないと合格できませんか?

A. 塾に通わなくても合格は可能ですが、川和高校生の約半数~6割程度は何らかの塾に通っています。

学校の授業と自習だけでも十分合格レベルに達することはできます。実際、「学校の環境をフル活用すれば塾無しでも十分対応可能」という卒業生の声もあります。ただし、模試で自分の位置を測る特色検査対策難関大学対策などを考えると、塾や予備校を併用するメリットもあります。

自分の学習スタイルや志望大学のレベルに応じて判断することをお勧めします。

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Q3. 部活動と勉強の両立は本当に可能ですか?

A. 可能ですが、時間管理と効率的な学習が必須です。

川和高校生は「早弁→昼練」のスタイルで隙間時間を活用し、限られた時間で勉強と部活を両立させています。在校生からは「1、2年はほとんどの生徒が勉強をしませんが、部活を引退してから頑張るので進学実績は良い」という声もあり、部活動引退後の集中的な受験勉強で成果を出すパターンが多いようです。

ただし、東京一工など最難関国公立を目指す場合は「一年生からしっかり英数を固めておく」「結局は鉄緑とか行ってる人が受かる」という厳しい意見もあるため、早めの受験対策が推奨されます。

Q4. 川和高校は国公立大学志望に向いていますか?

A. 国公立大学への合格者も毎年50~60名輩出していますが、私立大学志向が強い学校です。

進学先の内訳は国公立24%、私立62%となっており、明らかに私立大学を受験する生徒が多い傾向があります。特に早慶やGMARCHへの実績が豊富で、指定校推薦枠も多く持っているとされています。

国公立大学、特に東京大学・京都大学などの最難関国立を第一志望とする場合は、「川和は若干受験モードな感じが3年の最後まで感じられない」という在校生の声もあるため、自主的に早めから受験対策を進める、または横浜翠嵐高校や湘南高校など、より国公立志向が強い高校を検討することも一案です。

Q5. 通学時間が長くても大丈夫ですか?

A. 多くの生徒は周辺地域に住んでいますが、中には相模原市、海老名市といった遠方から通っている生徒もいます。

ただし、部活動が盛んで朝練もあるため、通学時間が長いと体力的に厳しい面もあります。在校生からは「駅から少し遠いのと坂道が夏はキツイ」という声もあるため、可能であれば一度実際に学校まで足を運んでみて、通学のイメージを掴んでおくことをお勧めします。

Q6. 模試で何点くらい取れれば合格できますか?

A. 偏差値65以上、5教科合計400点以上が一つの目安です。

合格者の声を見ると「内申131、全県模試五科385、特色40」「模試では400点ほど取れていた」という事例が多く見られます。ただし、内申点との組み合わせによって合格ラインは変動するため、内申点が高ければ模試の点数が多少低くても合格の可能性はあります。

また、過去問演習では「12月頃は317点くらいだったが、入試直前には400~430点くらい取れるようになった」という声もあり、直前期の伸びも重要です。

Q7. 川和高校に向いている人、向いていない人は?

【向いている人】

  • 勉強も部活も学校行事も、すべてに全力で取り組みたい
  • 早慶やGMARCHなどの難関私立大学を目指している
  • 自主性を重んじる自由な校風が好き
  • 中学時代から部活動も勉強も頑張って高い内申点を取っているタイプ

【向いていない人】

  • 東京大学・京都大学など最難関国公立大学を第一志望としており、受験勉強に専念したい
  • 部活動にはあまり興味がなく、勉強だけに集中したい
  • 可愛い制服やカッコいい制服にこだわりがある

まとめ ~川和高校で充実した3年間を~

川和高等学校は、偏差値68を誇る神奈川県屈指の公立進学校です。「学力向上進学重点校」に指定され、早慶やGMARCHへの豊富な合格実績を持ちながら、97%という驚異的な部活動加入率を誇る「高い次元の文武両道」の名門校として知られています。

【川和高校の魅力】

  • 充実した進学実績:早稲田大学88名、慶應義塾大学39名、明治大学184名など、難関私大への合格者多数
  • 活発な部活動:部活動加入率97%、全国大会出場の実績を持つ強豪部も複数
  • 生徒主体の学校行事:体育祭、川和祭、球技大会など、生徒が企画運営して盛り上がる
  • 自主性を重んじる校風:校則は厳しくなく、のびのびと高校生活を送れる
  • 手厚い進路指導:学年ごとの充実した進路行事、自習室や赤本も完備
  • 公立校ならではの経済的負担の軽さ:授業料は実質無償化

【合格への道筋】

  1. 内申点の確保:135点満点中127点を目標に、中学1年生から全教科で高評価を維持
  2. 学力検査対策:5教科合計400点以上を目指し、バランスよく全科目の力を伸ばす
  3. 特色検査対策:過去問演習を重ね、資料読解力と論理的思考力を養成
  4. 併願校の検討:私立高校を1~2校押さえて、安心して受験に臨む

川和高校は、勉強も部活も学校行事も、すべてに全力で取り組みたいという意欲的な生徒にとって、最高の環境が整っている学校です。在校生・卒業生からは「川和に入って本当に良かった」「最高の仲間を得た」「充実した高校生活が送れる」という声が多く聞かれます。

本記事でお伝えした情報を参考に、ぜひ川和高校への合格を勝ち取り、充実した3年間を過ごしてください。皆さまの受験成功を心よりお祈りしています!