横浜創英高校の評判は?偏差値・入試・学費・校風を教育アドバイザーが本音で解説【2026年度版】

Last Updated on 2026年10月7日 by わかる先生

「横浜創英高校って、実際どんな学校なの?」「自由な校風と聞くけれど、勉強についていける?」。中学3年生や保護者のみなさんから、こうした相談をよくいただきます。

この記事では、教育アドバイザーの目線で横浜創英高等学校の基本情報、入試、学費、校風、進学実績をまとめました。公式サイトの情報に加えて、在校生の口コミも交えながら、出願の判断に役立つポイントをお伝えします。

なお、偏差値や学費は調査元や年度で数字が異なります。最終的な数字は必ず学校の最新の募集要項で確認してください。

横浜創英高校の基本情報

まずは学校の全体像をつかみましょう。創立の歴史、通学のしやすさ、コースの違いを知ると、自分に合う学校かどうかが見えてきます。ここでは、場所や理念といった基本データと、気になる偏差値の目安を整理します。偏差値は調査元によって幅があるため、見るときのコツもあわせて解説します。

学校概要・アクセス・教育理念

横浜創英高等学校は、神奈川県横浜市神奈川区西大口にある私立の共学校です。1940年開校で、長く横浜の地に根ざしてきました。同じ敷地に中学校もあり、中高一貫の学びを行っています。

建学の精神は「考えて行動のできる人」の育成です。勉強だけでなく、行事や部活動でも、自分で考えて動く姿勢を大切にしています。のちほど紹介する自由度の高い校則も、この理念とつながっています。

通学はJR横浜線「大口駅」から徒歩8分ほどです。在校生の口コミでは「10分以内」という声もあります。ただし校舎は敷地内の坂の上にあるため、毎朝の上り坂はそれなりに体力が要るようです。

項目内容
所在地神奈川県横浜市神奈川区西大口28
最寄り駅JR横浜線「大口駅」徒歩約8分
形態私立・共学(普通科)
開校1940年
建学の精神「考えて行動のできる人」の育成

上の表は基本データのまとめです。まずは大口駅からの距離と坂道を、説明会や見学で実際に歩いて確かめることをおすすめします。

コース構成と偏差値の目安

2026年度の募集では、特進フロンティアコースとグローバルコースが中心で、サイエンスコースも若干名の募集があります。以前は特進・文理・普通の3コース制でしたので、古い情報と混ざらないよう注意しましょう。

偏差値は、みんなの高校情報では52〜58と掲載されています。別の調査では、特進フロンティアが64前後、グローバルが59前後と高めに出るものもあります。数字に差があるのは、模試の母集団や合格可能性の基準が違うためです。

  • 特進フロンティア:国公立大学や難関私立大学をめざすコース
  • グローバル:英語や国際的な学びに力を入れるコース(英語1科の入試方式あり)
  • サイエンス:理数分野に関心のある生徒向け(若干名)

コースごとに入試の方式や学びの色が違うので、自分の得意科目や将来の希望から選ぶのが基本です。偏差値は「目安」と考え、複数の調査を見比べてください。

入試制度と対策

受験を考えるうえで一番気になるのが、入試の仕組みと合格ラインです。創英は推薦とオープン(一般)の2つが中心で、コースによって試験科目が変わります。ここでは入試方式と倍率の見方、教科別の対策、併願の組み方を順に説明します。

入試方式・倍率・合格点の目安

2026年度の募集要項では、推薦、オープン、帰国生の3区分があります。募集人員は、推薦・オープンともに特進フロンティアコースが110名で、グローバルとサイエンスは若干名です。

区分試験内容
推薦課題作文、中学校長の推薦書、調査書
オープン(特進フロンティア)国語・数学・英語の筆記試験
オープン(グローバル)3教科の筆記、または英語1科(リスニング20分・筆記50分)を選択

倍率は、例年おおむね1.0倍台とされる調査が多く、極端に高い学校ではありません。合格点は旧コース時代の参考値として、特進で350点前後、文理で310点前後という数字が出回っていますが、満点や年度の条件が異なるため、あくまで目安です。

コースが変わった直後の年度は、過去の数字がそのまま当てはまりません。説明会で最新の入試結果を必ず確認しましょう。

教科別対策と併願パターン

試験は国語・数学・英語の3教科です。どの教科も、まずは中学の教科書レベルを確実に解けることが合格への近道です。難問より、取れる問題を落とさない練習を優先してください。

  • 国語:長文の読解と漢字・語句を毎日少しずつ。記述は「理由を一文で書く」練習が効きます。
  • 数学:計算、方程式、関数、図形の基本問題を繰り返す。間違えた問題をノートにまとめましょう。
  • 英語:文法と長文に加え、グローバルコースを狙うならリスニングも早めに対策を。

箇条書きで示したように、特別な裏ワザより基礎の積み重ねが大切です。過去問は最低でも2年分を解き、時間配分に慣れておきましょう。

併願は、県立高校を第一志望にして創英を併願するパターンが一般的です。推薦で早めに合格を確保しておくと、県立入試に落ち着いて臨めます。

学費と費用

私立高校は学費が心配、という保護者の声は多いものです。創英の学費は調査元によって数字が分かれていますが、ここでは公開されている目安をもとに、3年間でどのくらいかかるかを計算してみます。あわせて、負担を軽くする公的な制度も紹介します。

3年間の費用シミュレーション

学費の目安として、入試情報サイトには初年度納入金が約104万円、2年目以降の年間学費が約66万円と掲載されています。入学金は21万円、授業料は年45.6万円との記載もあります。

学年費用の目安
1年次(入学金込み)約1,046,100円
2年次約658,100円
3年次約658,100円
3年間の合計約236万円

この合計には、制服代、教材費、修学旅行の積立、通学費、部活動費が含まれていない場合があります。実際にはプラス数十万円を見込んでおくと安心です。

負担を軽くする制度として、国の高等学校等就学支援金や、神奈川県の授業料軽減補助があります。対象や金額は年度と世帯の状況で変わるため、中学校や学校の窓口で最新の条件を確認してください。

学校生活と校風

創英の特徴として、口コミで最も多く語られるのが「自由度の高さ」です。ここでは在校生の声をもとに、校則や雰囲気、行事、部活動、施設の様子をお伝えします。自由さにはよい面と注意したい面の両方があるので、あわせて見ていきましょう。

校則と生徒の雰囲気

みんなの高校情報の2025年入学の在校生は、髪染めやネイル、ピアスなどに規制がないと書いています。パーカーやセーターの着用も可能で、アルバイトもできるそうです。ただし、体育の授業など危険がある場面では注意されます。

学校の方針は「社会で許されていることは基本的に許容するが、他人を貶めたり学習を妨害したりする行為は禁止」という考え方だと、同じ在校生は紹介しています。授業中にスマートフォンを使っても取り上げられないため、サボる生徒は成績が下がる、との指摘もありました。

良い点注意したい点
校則が緩く、個性を出しやすい自己管理ができないと成績が落ちやすい
アルバイトが可能生活リズムを崩すと勉強に響く
いじめが少ないという評価がある更衣室がなく教室で着替える

「自己管理ができるなら合う学校」と言えそうです。お子さんが自分で計画を立てるタイプかどうかを、ご家庭で話し合ってみてください。口コミの総合評価は131件で3.30点(5点満点)と、評価は分かれています。

行事・部活動・施設

行事は数が多くはないものの、体育祭や文化祭(創英祭)は生徒が運営します。企画から自分たちで動くため、「考えて行動する」という理念を体験できる場になっています。

部活動では、サッカー部が全国高校総体への出場経験をもち、バトン部が全国大会で金賞、吹奏楽部が全日本吹奏楽コンクールに出場した実績があります。勉強と部活の両立をめざす人には心強い環境です。

施設面では、大講堂、図書館、メディアセンター、カフェテラスを備えた新校舎が完成しています。2021年にはグラウンドが人工芝になりました。土曜日には3時間の授業があり、登校時刻は8時25分、昼食は弁当、食堂、売店から選べます。

進学実績と進路指導

高校選びでは、卒業後の進路も大切な判断材料です。創英は自分で科目を選べるカリキュラムが特徴で、国公立大学や早慶上理、MARCH、日東駒専などへ進む生徒もいます。ここでは学びの仕組みと進学先の傾向を見ていきます。

自分で作るカリキュラムと進学先

卒業に必要な74単位のうち、全員が履修する34単位の多くは1年前期に集中しています。1年後期からは、自由選択科目を自分で組み立てられます。

自由選択科目はクラスやコースを超えて授業が編成され、2年・3年の前期は学年も超えます。進路に合わせて学べる一方、時間割を自分で考える力が必要です。

進学先として、みんなの高校情報には、国立大学へ進む生徒が十数名いること、そして早稲田、慶應義塾、上智、明治、東海、神奈川大学などへの進学者が多いことが紹介されています。年ごとの人数は、学校の最新の合格実績で確認してください。

進路指導の手厚さは口コミでも評価が分かれます。自分から先生に相談できる人ほど力を伸ばしやすい学校と考えておくと、ミスマッチを防げます。

ライバル校との比較

志望校を決めるときは、似た学力帯の学校と比べると違いがはっきりします。ここでは、偏差値帯が近い私立として名前が挙がる学校と、比べるときの視点を紹介します。

偏差値帯が近い私立との比べ方

受験情報サイトでは、大磯高校、横浜翠陵高校、相模女子大学高等部などが、似た偏差値帯の私立として挙げられています。同じ偏差値でも、校風や通学のしやすさ、進学サポートの考え方は学校ごとに違います。

比べる視点創英の特徴
校風自由度が高く、自主性を重視
通学大口駅から徒歩約8分(坂あり)
学び自由選択科目を自分で組み立てる
共学・別学共学

表の視点を、ほかの学校の見学でも同じ順に確認してみてください。細かな制度や費用は、各校の最新資料で比べることが大切です。

横浜創英高校のよくある質問

最後に、受験生や保護者から寄せられやすい疑問に、短く答えます。

Q. 偏差値はどのくらい必要ですか?

調査元により52〜58程度から60台前半まで幅があります。コースと方式で変わるので、複数の模試データで判断しましょう。

Q. 自由な校則で勉強に集中できますか?

自己管理ができる人には合いますが、スマホなどを自分で制御できないと成績が下がりやすい、という声があります。

Q. 学費はいくらかかりますか?

目安は初年度約104万円、2年目以降は年約66万円です。支援制度の対象かどうかも確認しましょう。

Q. 部活と勉強は両立できますか?

全国大会に出る部活もあり、両立している生徒は多いようです。時間割を自分で組む力が助けになります。

Q. 見学や説明会には行くべきですか?

はい。坂道の通学路や校舎の雰囲気、在校生の様子は、実際に見ないと分かりません。

まとめ

横浜創英高校は、自由な校風と自分で組み立てる学びが魅力の私立共学校です。大口駅から徒歩約8分で通え、新校舎や人工芝のグラウンドなど環境も整っています。

  • 向いている人:自分で計画を立て、好きなことも勉強も頑張りたい人
  • 注意したい人:声をかけられないと動けず、スマホなどの誘惑に弱い人
  • 費用の目安:3年間で約236万円に諸費用が加わる

まずは学校説明会に参加して、校舎と通学路を自分の目で確かめてください。最新の入試情報と学費は、必ず公式サイトで確認しましょう。みなさんの受験がうまくいくことを応援しています。