【2026年最新】海老名高等学校を徹底解説!偏差値・入試・校風・進学実績まで受験生が知りたいことをすべて答えます

Last Updated on 2026年3月23日 by わかる先生

神奈川県立海老名高等学校(通称「海老高」)は、県央エリアで圧倒的な人気を誇る公立進学校です。偏差値60〜61、大学進学率約8割という実績を持ちながら、部活や行事の充実度も高く、「勉強も青春も諦めたくない」生徒に選ばれ続けています。

この記事では、公式サイトだけでは分からないリアルな合格ライン・学費・校風・在校生の声まで、経験豊富な教育アドバイザーの視点で網羅的にお伝えします。受験生はもちろん、一緒に悩む保護者の方にもきっとお役に立てる内容です。ぜひ最後まで読み進めてください。

① 海老名高等学校の基本情報

まずは学校の概要を整理しましょう。「どんな学校なのか」を大まかに把握するだけで、入試対策の方向性が見えてきます。

学校プロフィール早わかり

項目内容
正式名称神奈川県立海老名高等学校
通称海老高(えびこう)
設立1979年(昭和54年)
所在地海老名市中新田1-26-1
最寄り駅小田急・相鉄・JR「海老名駅」から徒歩約20分 / 「厚木駅」利用可
学科普通科(全日制・共学)
偏差値60〜61(全県模試ベース)
電話番号046-232-2231

※偏差値は年度・模試により異なります。最新情報は各模試の資料でご確認ください。

海老名高校は1979年の開校以来、県央地区を代表する進学校として地域に根ざしてきました。周辺は田畑が残る落ち着いた環境で、校地も広々としています。制服は紺のブレザーに「稲穂色(金色)」のネクタイが特徴的で、地域住民にも一目で分かるほど認知度が高い存在です。

教育理念・特色

海老名高校が大切にしているのは「自主・自立」の精神です。勉強面でも進路面でも、先生が手取り足取り引っ張るのではなく、生徒自身が目標を設定して主体的に取り組む文化が根付いています。

学習面では自習室・進路室・学習コーナーが整備されており、放課後も多くの生徒が残って勉強しています。環境への取り組みにも積極的で、ソーラーパネル・風力発電設備を備え、2007年には神奈川県教育委員会から「環境・エネルギー教育重点推進校」に指定されました。

有名な卒業生として、3人組音楽グループ「いきものがかり」のボーカル・吉岡聖恵さんがいます。2018年NHK紅白歌合戦では母校のダンス部と共演し、話題となりました。

② 入試制度と合格に必要なレベル

「実際に合格するには何点必要?」――受験生が最も気になるポイントをデータで丁寧に解説します。内申と当日点のバランスも必見です。

選考方式と内申の計算方法

海老名高校は神奈川県公立高校の「共通選抜」で受験します。選考基準は内申点(A値)3:学力検査(B値)7という学力検査重視型です。2024年度から面接が一律廃止され、当日の得点がより重要になりました。

📌 内申点の計算式(神奈川県)

内申点 = 中学2年生学年末の評定 + 中学3年生2学期の評定 × 2(9教科5段階、135点満点)
▶ 海老名高校の合格に必要な内申点の目安は114点以上(オール4=108点では若干不足)

合格ラインのデータ(最新版)

指標データ
偏差値60〜61
合格者平均内申点117 / 135点
合格者平均学力検査点369点 / 500点
S値(合格点目安)803点前後
各教科の目安5科目 × 78点平均(100点満点)
応募倍率1.2〜1.3倍(例年)

※2024年度入試データをもとに作成。年度により変動します。

3:7という配分は神奈川県内でも学力重視の部類です。内申がオール4に届かなくても、当日の学力検査で挽回できる可能性がある点は、模試の成績が上向きな受験生にとって朗報です。ただし倍率が1.3倍前後の年もあるため、油断は禁物です。

おすすめ併願校パターン

海老名高校を第一志望とする場合、私立の併願校選びも重要です。以下を参考にしてください。

  • 同レベルの実力試し:麻布大学附属高校・横浜隼人高校(海老名高校と同等レベル)
  • 安全校(滑り止め):鵠沼高校・横浜翠陵高校(共学の中堅進学校)
  • 近隣の公立上位校:厚木高校・大和高校(偏差値は上)

神奈川県では私立と公立の「2本立て」で受験する生徒がほとんどです。入試日程・出願条件を早めに確認し、秋から併願校の過去問にも取り組みましょう。

③ 学費と3年間の費用シミュレーション

公立高校でも入学金・制服代・修学旅行費など意外な出費がかかります。事前に総額を把握しておくと安心です。

年間学費の目安

費目金額の目安備考
授業料118,800円/年就学支援金で実質無料になる場合あり
入学金5,650円入学時のみ
PTA・教材費等約80,000〜100,000円/年学年により変動
修学旅行積立約100,000〜120,000円(3年間)沖縄方面
制服・体操服約60,000〜80,000円入学時のみ
3年間合計(概算)約90〜120万円塾・部活費除く

※上記は概算です。学年・年度・加入部活により異なります。詳細は学校へお問い合わせください。

神奈川県では高校授業料の就学支援金制度があり、世帯年収の目安が910万円未満の家庭は授業料が実質無料になります。また、神奈川県の「神奈川県給付型奨学金」や、各市町村の奨学金制度も活用できます。経済的な不安がある場合は、入学前に学校の奨学金担当窓口に相談することをおすすめします。

高校受験ナビ・保護者の声(参考)

「公立なので授業料自体は安いですが、入学時の制服・教材費でまとまった出費がありました。就学支援金の手続きをしっかりやれば、月々の負担はかなり軽減されます」

口コミサイト・在校生(参考)

「塾に通っている子が多いので、塾代を含めると私立と変わらないくらいかかる子もいると聞きます。でも学校自体の費用は公立なので安心できます」

④ リアルな学校生活と校風

偏差値や合格ラインだけでは学校の「空気感」は分かりません。実際に通っている生徒の声をもとに、海老高のリアルを掘り下げます。

校則と雰囲気

海老名高校の校則は公立高校としては標準的で、過度に厳しくもなく緩すぎもしない印象です。制服着用は義務ですが、校則に不満を感じている生徒は少なく、口コミでも「普通に楽しめる」という評価が多く見られます。

雰囲気を一言で表すと「明るく自由、かつ真面目」。部活に全力投球する生徒もいれば、勉強一筋の生徒もいて、それぞれが自分のペースで高校生活を送っています。「チャラい」という噂が一部で流れることもありますが、実際の進学実績データを見ると近隣の公立校と遜色なく、真面目に勉強している生徒が多いことが分かります。

高校受験ナビ・在校生(参考)

「校風は明るくて、行事にがっつり参加する人もいれば見ているだけの人もいる。自分次第で楽しめます。進学実績も近年悪くないし、勉強も自分でしっかりやれば大丈夫」

主な年間行事

海老名高校最大の特色が「皐月祭(さつきさい)」です。体育部門と文化部門の2部構成で、体育部門では大パネルや応援合戦が迫力満点、文化部門は模擬店・展示・発表で学校全体が活気に包まれます。

  • 皐月祭(体育部門):クラス対抗の大パネル・応援合戦が圧巻
  • 皐月祭(文化部門):模擬店・展示・ステージ発表。後夜祭では花火も打ち上げられる
  • 修学旅行:沖縄方面(2年生)
  • 球技大会社会見学環境講演会など多彩なイベント

文化祭は毎年多くの来場者が訪れる人気イベントです。中学生のうちに足を運んで雰囲気を体感してみることをおすすめします。

部活動

部活動は非常に盛んで、全国大会出場クラブが複数あるのが自慢です。運動部・文化部合わせて30以上の部活が活動しています。

全国大会・県大会実績のある主な部活

部活名実績
ダンス部全国大会出場(いきものがかり・吉岡聖恵さんとNHK紅白で共演)
少林寺拳法部全国大会出場
バトン部全国大会出場
ライフル射撃部全国大会出場
卓球部県大会出場
写真部県大会上位入賞

部活と勉強の両立は「海老高生のスタンダード」と言われるほど当たり前の文化です。特に2年生以降、大学受験を意識して部活引退後に塾へ通い始める生徒が増えます。

⑤ 進学実績と進路指導

「卒業後にどんな大学に行けるのか」は学校選びの核心です。海老名高校の進学データと、学校が提供する進路サポートを詳しく見ていきます。

大学合格実績

海老名高校の大学進学率は大学・短大を合わせると約8割と高めで、MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)以上の難関私立大学への進学者が多いことが特徴です。国公立大学には毎年一定数の合格者を出しています。

大学ランク主な合格実績
国公立大学横浜国立大・千葉大など
早慶上理早稲田大・上智大など
MARCH明治大・青山学院大・法政大など(主要進学先)
日東駒専・神奈川大など神奈川大109名・東海大77名・専修大71名(2025年度)

※進学先人数は2025年度のみんなの高校情報掲載データより。

進路サポート体制

学校内には進路室が設置されており、過去問(赤本)の貸し出しや進路相談が受けられます。志望校別の個別指導は塾・予備校ほど手厚くはありませんが、学校として基礎的な進路サポートの環境は整っています

MARCH以上を目指す場合は、2年生後半〜3年生から外部の塾・予備校の活用を検討している生徒が多いです。学校と塾を上手に組み合わせることが、難関大合格への近道です。

在校生の声(参考)

「自習室が使いやすくて、放課後残って勉強している生徒がたくさんいます。赤本も借りられるので助かります。ただ大学受験の細かい対策は自分で動かないと情報が少ないかも」

⑥ ライバル校との比較

「海老名高校と座間高校、どっちがいい?」という相談は多く寄せられます。立地・校風・偏差値の近い学校と客観的に比較してみましょう。

近隣公立校との比較表

学校名偏差値校風進学実績特徴
海老名高校60〜61明るく自由MARCH中心部活・行事が盛ん、いきものがかり出身
座間高校59〜60落ち着いた雰囲気日東駒専中心新しい校舎、比較的おとなしめの校風
茅ヶ崎北陵高校59〜60バランス型MARCH〜日東駒専海老名と学力差は僅差
平塚江南高校63〜65勉学重視国公立・MARCH多数進学実績は海老名よりやや上
厚木高校65〜67進学校国公立・早慶多数県央トップクラスの進学校

※偏差値はみんなの高校情報・全県模試ベースの参考値。

海老名高校の最大の強みは「学力・部活・行事のバランスの良さ」です。座間高校・茅ヶ崎北陵高校とは偏差値がほぼ横並びですが、行事の盛り上がりや全国大会出場の部活数では海老名が群を抜いています。「高校生活を思い切り楽しみながら大学進学も目指したい」生徒には特に向いている学校と言えます。

⑦ 受験に関するよくある質問(Q&A)

説明会や塾では聞きにくい「本音の疑問」にお答えします。受験直前まで参考にしてください。

Q. オール4(内申108点)でも合格できますか?

A. 合格ラインの目安が内申114点以上のため、オール4だと若干不足します。ただし選考比率が「内申3:学力検査7」のため、当日の学力検査で高得点を取れれば十分挽回可能です。5科目合計で390点以上(各科目平均78点)を目標にしましょう。

Q. 塾なしでも合格・進学できますか?

A. 入試合格だけを目標にするなら塾なしでも不可能ではありません。しかし大学受験でMARCH以上を狙うなら、2年生以降に塾・予備校の活用を検討することをおすすめします。学校の自習室を積極的に使いながら、自分の弱点を補う形で活用するのが理想的です。

海老名の塾選び完全ガイド|中学・高校受験に強いおすすめ塾15選

Q. 部活と勉強は両立できますか?

A. 海老名高校の文化として「部活と勉強の両立」は当たり前のことです。全国大会出場部活の多くは練習が週4〜5日と密度が高いですが、引退後に受験モードへ切り替えてMARCH以上に合格する生徒も多くいます。時間管理とメリハリが鍵です。

Q. 指定校推薦の枠はありますか?

A. あります。法政大・中央大・日本大などMARCHクラスを含む私立大学の指定校推薦枠が用意されています。ただし校内選考がありますので、内申・欠席数・部活・課外活動などが総合的に考慮されます。詳しくは学校の進路担当にお問い合わせください。

Q. アクセスが不便では?と心配しています

A. 海老名駅からは徒歩約20分かかります。多くの生徒が自転車通学を利用しており、学校には駐輪場も整備されています。路線バスを使うルートもあります。通学可能距離かどうかは事前に自宅からのルートを確認しておきましょう。

⑧ まとめ:海老名高校はこんな人に向いている!

ここまでの情報を整理します。海老名高校の特性を正確に理解したうえで、自分に合っているかどうかを判断しましょう。

✅ 海老名高校をおすすめしたい生徒

  • 勉強も部活・行事も全力で楽しみたい
  • 自主的・自立的に目標を立てて行動できる
  • 大学はMARCH以上を目指したい
  • 内申がやや足りなくても当日の学力でカバーできる実力がある
  • 海老名・厚木・相模原エリアに住んでいてアクセスが良い人

⚠️ 確認してほしいポイント

  • 「先生に引っ張ってもらいたい」という受け身タイプよりも主体的に動ける人向き
  • 国公立大・早慶への合格を強く目指す場合は、厚木高校・平塚江南高校との比較も検討
  • 駅から遠いため、自転車・バス通学の準備が必要

海老名高校は「進学実績」「部活の充実度」「行事の盛り上がり」の3つを高水準で兼ね備えた、神奈川県内でも稀少なバランス型の公立進学校です。

受験勉強は孤独になりがちですが、この記事が少しでも「海老名高校という選択肢」を具体的に考えるきっかけになれば幸いです。ぜひ学校説明会や文化祭(皐月祭)にも足を運んで、自分の目で雰囲気を確かめてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。進路選択の一助になれば嬉しいです。