横浜翠嵐高校とは?
横浜翠嵐高校は、神奈川県教育委員会指定の学力向上進学重点校です。緑豊かな三ツ沢の丘に位置し、充実した教育環境と高い進学実績を誇ります。95分授業を基本とするカリキュラムや、グローバル探究、国際理解教育など特色ある学習サポートにより、生徒の探究力と論理的思考力を育成。難関大学への進学実績も高く、国内外で活躍できる真のトップリーダーの育成を目指しています。
教育理念は「大平凡主義」と真のトップリーダー育成
横浜翠嵐高校の教育理念は、初代校長が唱えた「大平凡主義」を基盤としています。これは、学業、学校行事、部活動など全ての教育活動に全力で取り組み、互いに高め合う環境を重視する考え方です。この理念のもと、豊かな人間性と社会性、幅広い教養、冷静な判断力、優れた課題解決能力、国際感覚を持つ、真のトップリーダーの育成を目指しています。
カリキュラムの特徴:探究力と論理的思考力を育む95分授業
横浜翠嵐高校のカリキュラムは、95分授業を基本としています。これにより、深い学びと探究的な学習を実現しています。また、45分、50分授業も組み込み、週35時間の授業で探究力、論理的思考力、表現力を伸ばします。2年生の数学では小集団・習熟度別授業を、英語では小集団授業を導入し、個々の生徒の学力に応じたきめ細かい指導を行っています。
特色ある学習サポート
横浜翠嵐高校では、多彩な学習サポートを提供しています。「グローバル探究」では、世界で活躍するリーダーに必要な資質を養成。国際理解教育では、米国の姉妹校訪問や大使館訪問を実施。キャリア教育では、校外研修や分野別職業講話、進路選択ガイダンスなどを行い、生徒の将来設計をサポート。さらに、土曜講習や長期休業講習で学力向上を図り、生徒の多様なニーズに応えています。
進路実績:難関大学への高い合格率
横浜翠嵐高校は、難関大学への高い合格実績を誇ります。東京大学をはじめとする旧帝大や、早稲田大学、慶應義塾大学などの難関私立大学への合格者を多数輩出しています。特に、難関国立10大学と国公立医学部医学科への現役合格者数は年々増加傾向にあり、2023年度は33名が合格しました。きめ細かい進路指導と充実した学習環境が、生徒の高い進学実績を支えています。
充実した学習環境:自習室とWi-Fi完備
横浜翠嵐高校は、生徒の学習をサポートする充実した環境を整えています。全てのホームルーム教室と特別教室にエアコンを設置し、快適な学習空間を提供。さらに、Wi-Fi環境を整備し、ICTを活用した先進的な学習を可能にしています。また、60台の個別ブース型デスクを配置した自習室を完備し、生徒の自主学習をサポート。これらの環境が、生徒の学習意欲と学力向上を支えています。
学校行事:翠翔祭、体育祭、修学旅行など
横浜翠嵐高校では、充実した学校行事を通じて、生徒の主体性と協調性を育んでいます。6月の翠翔祭(文化祭)では、生徒たちの創造性と表現力が発揮されます。9月の体育祭では、クラスの団結力が試されます。2年生の10月には修学旅行があり、1年生は校外研修を行います。これらの行事を通じて、生徒たちは多様な経験を積み、豊かな人間性を育むことができます。
部活動:文武両道を実現する多彩な選択肢
横浜翠嵐高校では、文武両道を実現する多彩な部活動が用意されています。運動系では、陸上競技部、水泳部、バレーボール部など18の部があり、文化系では、音楽部、科学部、茶道部など17の部が活動しています。これらの部活動を通じて、生徒たちは自己の興味関心を深め、仲間との協調性を育みます。学業との両立を図りながら、充実した高校生活を送ることができます。
「翠嵐スタンダード」と「翠嵐ベーシック」:組織的な進路支援
横浜翠嵐高校では、「翠嵐スタンダード」という進路実現に向けた組織的な支援システムを導入しています。これは、学校全体で取り組む進路指導の指針となるものです。同時に、生徒には「翠嵐ベーシック」という学習の心構えを示し、自主的な学習態度の育成を図っています。年5回程度の進路集会や模試、個別面談などを通じて、生徒一人ひとりの進路実現をきめ細かくサポートしています。
入試情報と学校説明会:志望者必見のスケジュール
横浜翠嵐高校では、入学希望者とその保護者向けに、年2回の学校説明会を開催しています。第1回は9月14日(土)に西公会堂で、第2回は12月14日(土)に本校で実施予定です。また、8月7日(水)、8日(木)、11月16日(土)には中学生対象の学校見学会と小学生対象の学校体験会を開催。これらのイベントでは、学校の特色や入試情報について詳しく説明されます。参加希望の方は、学校のホームページからお申し込みください。
横浜翠嵐高校の合格実績は?
1. 主要大学の合格者数
旧帝大の合格者数(東京、京都、北海道、東北、名古屋、大阪、九州):
- 合計: 44(東京)+ 7(京都)+ 9(東京工業)+ 10(一橋)+ 13(北海道)+ 10(東北)+ 0(名古屋)+ 1(大阪)+ 7(九州) = 101名
早慶上理の合格者数(早稲田、慶應義塾、上智、東京理科):
- 合計: 150(早稲田)+ 130(慶應義塾)+ 76(上智)+ 146(東京理科) = 502名
GMARCHの合格者数(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政):
- 合計: 2(学習院)+ 164(明治)+ 32(青山学院)+ 42(立教)+ 37(中央)+ 64(法政) = 341名
関関同立の合格者数(関西学院、同志社):
- 合計: 1(関西学院)+ 1(同志社) = 2名
2. 国公立大学と医学部の合格者数
国公立大学(例: 東京、京都、北海道、東北など):
- 合計: 195名
医学部合格者数の内訳:
- 国公立: 旭川医科 1(医卒1)、横浜市立 11(医3、医卒3)、浜松医科 1(医1)、防衛医科大学校 6(医3、医卒3)などから合計を推計し、11名程度
- 私立: 国際医療福祉 8(医3、医卒1)、昭和 3(医卒1)、日本医科 3(医1、医卒2)などから合計を推計し、10名程度
3. 主要な大学と合格者数一覧
大学名 | 合格者数 |
---|---|
東京大学 | 44 |
京都大学 | 7 |
早稲田大学 | 150 |
慶應義塾大学 | 130 |
上智大学 | 76 |
東京理科大学 | 146 |
明治大学 | 164 |
青山学院大学 | 32 |
立教大学 | 42 |
中央大学 | 37 |
4. 総括(難関国立10大学+国公立医学部医学科の現役合格者数推移)
2023年度は、難関国立大学と国公立医学部の合格者数は91名で、前年と比較して減少しています。特に東京大学や京都大学の合格者は安定している一方で、地方国公立大学や医学部の合格者数には変動が見られました。長期的な推移を見ると、合格者数の増減は地域や大学によって異なる傾向があります。ています。今後もこの上昇傾向が続くことが期待されます。
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